昨日は、須賀川のRojimaに出店しました。
七夕で夕方から夜までの夜市となりました。天候も心配でしたが崩れることなく盛況に終わり、たくさんおご来店に感謝です。
sayariは、実店舗をもっておりません。お菓子の販売は、web shopかイベント出店の他、お菓子を置かせていただいている各店舗のみとなってます。そのため、お客様と顔を合わせるのは、このイベント出店のみです。普段は、一人作業のためほとんど工房にこもりっきりです。私にとって、この出店にはいろんな意味があります。ちょっと変わった販売方法かと思われることもありますが、まずは、お客様と直接お会いできることの喜びです。やっぱりお菓子を通して少しでも会話がしたいです。圧倒的に女性が多く、お子様もいたり、たまに男性がいたり、どのお客様のことも覚えていたい。そんな気持ちでおりますが、年々記憶力も衰えていますので覚えられないことも(笑)あとは、福島でこういうお菓子屋があるということを知っていただきたいことです。福島って聞いただけでいろんなことを想像する方がいらっしゃるでしょう。仕方ないと思います。お菓子を手に取って戻す方もいました。それでもいいです。少しずつ少しずつ、福島やいわきに興味を持っていただけたり、今度遊びに行ってみようと思っていただけたり、こんなお菓子屋あったな~とか、そんなことが少しでも心に残ってくれたらとの思いからです。
この販売スタイルで2年がもうすぐ過ぎます。
少し疲れてしまこともありますが、出店するとお客様との出会いやwebshop上だけのお顔のわからないお客様が訪れて感激を味わったり、お菓子の感想を伝えてくださったりと一気に疲れが吹っ飛びます(笑)これが明日からの原動力として、頑張れるのです。本当に嬉しく、ありがたいです。
少しずつ少しずつ、自分の思いを正直に誠実に、作り続けていけるよう頑張ろう。
お菓子は、食べたら形に残らないのですが、私にはそれが理想的です。それがいいのです。
跡に残らない。
だって、初めから何もなかったのですから。