夏山

長い夏休みをいただきありがとうざいました。

残暑も厳しいようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

毎年来る暑い夏に身構えてしまう夏になってしまったようです。私もこうして夏休みを長期でとるようになったのも、夏が暑すぎてしまうためです。

楽しみにして下ってるお客様には、大変申し訳ありませんが、暑すぎてなバターが溶けてしまうくらいの気温に、なにか危機感さえ感じております。

 

さて、工房販売も今週から再開しましたので、秋冬、そして春まで、またよろしくお願い申し上げます。

 

夏休み登山を少しだけ…

山形の朝日連峰縦走と燧ケ岳への夏山を楽しんできました。

楽しんで?というのは違うかもしれません(笑)

薄暗い朝から登り始め、稜線に出るまではずっと急登。さすが朝日と思いながら、稜線に出た時の素晴らしい山々の景色は、息をのむほどの美しさ。

歩いて歩いて、山を越え、やっと山小屋に到着した時は、足腰が、、、、

明日も下るのだと思うと、なかなか不安が残る疲労感でしたが、それさえも忘れるくらいの絶景と豊富に出る冷たい水に救われました。

美しい夕日を眺めながら、日が沈むと真っ暗。これがとても気持ちよく、当然ながら携帯もつながらなく、電気もないので作業もなく、

音もしない、静寂の夜にすーっと寝付き、早朝に起きました。朝は、ガスで朝日は拝めませんでしたが、薄暗い山小屋で朝食を食べ、さあ出発。

 

昨日とは一変し、ガスで目先くらいしか見えないのが不安でしたが、ルートへ。

稜線を終えると、下りのロングコースに膝がガクガクでした(笑)もう、笑うしかないといった感じです。最後は、笑う気力もなく、無言(笑)

やはり私には、少しレベルの高いコースでしたが、誘ってくれた友人と、私たちは変態だねといった言葉に、妙に納得しました(笑)

 

山に登ると、自分のことがよくわかります。否応なしに向き合わされるので、そこも登山が好きなところでもあります。

今回の登山後の反省と課題もよくわかりましたので、これをクリアーできるように日々トレーニングしなければと思いました。

 

近年、登山する方々が多く、それはとてもいいことだと思う一方、人が山に入れば入るほど、自然環境は、崩れるのが悩ましいところと思います。

観光客がたくさん登る大きな山は特に、マナーはもちろん、入る前のリサーチや注意事項などのレクチャーは、必要かと。

あくまで、自然界にお邪魔させていただいているといった気持ちや礼儀は、忘れたくないですね。